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「いつもショウヘイの話題だ」「頭が下がるよ」フリーマンやロハスが見たドジャース大谷翔平の素顔…“真美子夫人+デコピンスーツ”に米記者も注目
posted2025/10/09 06:01
大谷翔平と日々接するフリーマンらチームメートは、二刀流プレーヤーの素顔をどう感じているのだろうか
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J・P・ホーンストラ/田代学/丹羽美佳子J.P.Hoornstra/Manabu Tashiro/Mikako Niwa
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Richard Rodriguez/Getty Images
強豪ドジャースへの移籍、結婚発表、元通訳の裏切り、史上初の50-50、念願のワールドシリーズ制覇、そしてMVP……。史上最高の野球選手・大谷翔平のこの伝説的な2024年シーズンを、MLBとドジャースを知り尽くした米国人記者と、全米野球記者協会理事を務めた初めてのアジア人記者が徹底検証し、さらに2025年の二刀流復活までを振り返る骨太のノンフィクション『SHOHEI OHTANI: YEARS in LA DODGERS』(東京書籍)から、本文を一部転載してご紹介します。
フリーマンとロハスが語った「オオタニ評」
ドジャースの一塁手、フレディ・フリーマンは、今年に限らず4、5年前からオールスターのたびに大谷について質問されている。今季からチームメートになったが、印象は変わらないようだ。
「ショウヘイのプレーは言葉では言い表せない。みんな、いつもショウヘイを話題にする。投打の二刀流に挑戦して、今は2度目のトミー・ジョン手術を受けてリハビリをしながら、リーグ最高の打者になっている。どれだけすごいか、言葉で表現するのは不可能だ」
ドジャースのベテラン内野手、ミゲル・ロハスは、大谷の開幕からの変貌ぶりをうまく言葉で表現している。オールスターには選ばれなかったが、大谷らがテキサスにいる間、地元専門メディア「ドジャースネーション」のインタビューに応じて、こう話している。
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「ショウヘイは普通の青年で、新しいチームメートと楽しく過ごしている。今は何もかもが楽しそうだ。インタビューを見たら、キケ(・ヘルナンデス)が一番面白い男だけど、子どもの世話は絶対にさせたくないとも言っていた。すごく楽しい話だった。シーズンの初めだったら、チームメートがどんな性格かを尋ねられても、ショウヘイにはよく分からなかっただろうからね。それがシーズンの半分が終わった今、仲間のことをすっかり理解できている」
ショウヘイには本当に頭が下がる
ロハスは、「1番打者・大谷」の価値もこう語った。


