「藍が“しんどい”なんて珍しい…」悩める高橋藍（24歳）の目を覚ました“ある先輩”の助言とは？「バレーボールはもっと本能でやればいい」 

――今月からSVリーグが始まります。今季はサンバーズのキャプテンに就任しました。

「間違いなくプラスの経験になると思います。でもキャプテンとして特別意識することなく、自分には自分のプレースタイルがあるので、福澤さんの言葉を常に頭に入れて、本能的に戦いたいですね。どちらかと言えば自分はプレーで引っ張っていくタイプだと思っているので、言葉よりもまずはプレーで見せる。自分らしく。自分自身のバレーボールをすることがキャプテンとしての姿にもつながっていけたらいいですね」

――どんなシーズンにしたいですか？

「個人としてはしっかりとレベルアップすることが必要ですし、新しい経験を得られる中でいろんなことに触れて成長していきたいです。カナダ戦、リビア戦で自分のプレースタイルに改めて気づくことができたので、戦う場所は違いますが、世界と戦う意識は忘れず、フィジカルを高め、チームに貢献したい。サンバーズはSVリーグ連覇がかかっているので、シーズンの最後は優勝できるチームになることが目標です」