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林琴奈「リーグ初年度MVPの苦悩。代表復帰は『10%で(笑)』」
posted2025/10/06 09:00
text by

田中夕子Yuko Tanaka
photograph by
Takuya Sugiyama
今夏、フェルハト・アクバシュ監督の下で始動した新生女子バレー日本代表は、15年ぶりとなるメダル獲得を目指して世界選手権に臨んだ。予選ラウンドを3戦全勝の首位通過したが、準決勝でトルコに、3位決定戦でブラジルに敗れ、今年の代表活動を終えた。
その戦いに大阪マーヴェラス・林琴奈の姿はなかった。さらに言えば、日本代表登録選手34名の中にも彼女の名はなかった。ファンの間からも「なぜ?」の声が上がるほどその衝撃は大きかった。
林といえば攻撃、守備に長け、なおかつ安定感も備えた「計算できる」数少ない選手の一人だ。攻守両面をさらに項目ごとに細かく分けていけば、一つ一つのクオリティも実に高い。大阪マーヴェラスがSVリーグ初代女王となり、選手や記者等の投票によってMVPに選出されたことも、能力の高さを証明している。
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