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ドジャースブルペン陣は「奈落の底に落ちた」現地メディアも酷評…救世主は“あの”大型ルーキーの配置転換?「彼が重要な役割を担うかも…」 

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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posted2025/09/21 06:04

ドジャースブルペン陣は「奈落の底に落ちた」現地メディアも酷評…救世主は“あの”大型ルーキーの配置転換?「彼が重要な役割を担うかも…」<Number Web> photograph by AFLO

9月に入り立て続けに衝撃的な救援失敗を犯したドジャースのクローザー、タナー・スコット。ポストシーズンに向け、ブルペンには不安が残る

 山本由伸が降板後にリリーフ陣が四球連発で自滅し、守備の乱れも絡んで敗れたその試合は、ブルペンの脆さを象徴するものだった。デーブ・ロバーツ監督も「彼らにチャンスを与え続けるしかない」とコメントし、信頼に値する存在の不在を事実上認める形となった。

 さらに8月には、同紙がフロントの補強戦略を厳しく批判している。

 ナショナル・リーグ西地区でし烈な優勝争いを繰り広げるサンディエゴ・パドレスがリーグ屈指のリリーフ陣をさらに補強したのに対し、ドジャースは「ファームの底上げ」を優先。記事は「ロバーツ監督の選択肢はすべて袋小路に通じている」と切り捨て、補強の不十分さと現場の苦悩を浮き彫りにした。

米メディアも思わず…「奈落の底へ」

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 そして9月。その山本がノーヒッター目前で降板した直後に救援陣が逆転負けを喫したボルティモア・オリオールズ戦を、『ロサンゼルス・タイムズ』は「歴史の入口から奈落の底へ」と大見出しで伝えた。

 ブレーク・トライネンが四球と暴投で崩れ、タナー・スコットがサヨナラ打を浴びた試合は、「あと1アウト」が取れないブルペンの現状を全米にさらけ出す結果となった。

 ドジャースの指揮官は「これは運ではない。自分たちで勝機を逃している」と吐露し、ベテランのトライネンも「ヤマモトの最高の投球を台無しにした」と肩を落とした。

 こうした危機的状況のなかで、米メディアが注目しているのが――あの「大型ルーキー」である。

<次回へつづく>

#2に続く
ドジャース佐々木朗希“リリーフ起用”説の現実味はある? 現地メディアが「セットアッパーとして有力視」の予想外…大谷翔平、カーショウの名前も

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