「リュウノスケ…W杯候補に入るかも」トルシエが繰り返し絶賛“E-1日本代表の18歳”日韓戦推奨スタメンは「左がソウマ、3バックはコガと…」 

「ふたりは同じロジックでマネジメントをおこなっているわけだ」

――韓国にとっても次の日本戦が決勝戦です。

「どちらも同じように考えているのはとても興味深い。最終戦は素晴らしい試合になるだろう。この大会の評価は、日韓戦の内容と結果を踏まえておこなうべきだ。ここからW杯を戦う選手が出て来るかどうかは別にして――その判断を下すのはまだ早すぎるし不確実でもある。3戦目の後である程度の見通しが立つだろう」

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――ベースとなるのは香港戦のメンバーで、そこに中国戦で活躍した選手を加えることになるのでしょうか。

「私が先発を決めるのであれば、GKは3度のセーブを披露した早川友基で――森保はこの2試合に温存した大迫敬介を起用するかも知れないが――3人のディフェンダーは荒木隼人と古賀太陽、植田直通。両サイドは右が望月、左が相馬勇紀、ボランチは川辺駿と田中聡だ。そして前線はトップが細谷真大で右が佐藤龍之介、左が宮代大聖といったところか。この11人が、香港戦、中国戦から導き出した私のジンテーゼ（論理的な推理）だ」

――初戦4得点のジャーメイン良は控えですか。

「彼はジョーカーとして使いたい」

まだまだナガトモもやれることを証明した

――恐らく森保の選択もそう変わらないと思います。

「彼が誰を選ぶか注目しよう。しかし長友佑都も極めてシリアスにプレーしたし、誰もが真剣に闘った。その結果として得た勝利であり、日本は中国戦をビッグゲームにする必要はなかった」

――長友の38歳303日での出場は、ラモス瑠偉を抜いて日本歴代3位の記録です。

「1位ではないのか？」

中国戦でキャプテンを務めた長友　©Masashi Hara/Getty Images

――1954年のアジア大会で、40歳106日で出場した選手（川本泰三）がいます。

「それは凄い。だが長友も、このレベルならまだまだやれることを証明して見せた。素晴らしいことだ」

――今日のメンバーは、香港戦に比べ若い選手たちが多かったです。

「たしかに若いチームだった。長友以外は若手が中心で、それもまた興味深いことでもあった。ただ、いずれにせよ特筆すべきことがあった試合ではなかった」

――穏やかな試合でした。

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