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プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
「スターダムにいた方が条件はいいだろうけど…」岩谷麻優“マリーゴールド電撃入団”の真相とは? ロッシー小川が語る“旗揚げ1周年”のリアル
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2025/05/20 17:35
ロッシー小川のもとに岩谷麻優が帰ってきた。5月1日のマリーゴールド入団会見で
「ジュリアが来たがっていた」高橋奈七永46歳の引退試合
マリーゴールドが期待をかける山岡聖怜は、彩羽とシングルで当たる。
「聖怜はまだ18歳、1月のデビューですから順調に育っている。今だったら、自由にいろんな選手とやっていいかな、と思っています。高橋奈七永からいい影響を受けた? 聖怜と奈七永とのタッグはお互い様じゃないですかね。育ててもらった部分もあるし、聖怜がいたから奈七永もベルトが巻けた」
高橋の意地なのだろうが、普段は足を引きずって歩いている。それなのにリング上ではパッションを叫び、疲れを知らないように戦う。「女子プロレス界の人間国宝」とも呼ばれる46歳の高橋の引退試合の相手は青野未来だ。
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「残された最後の試合をやるしかないわけですよ。足だって悪いから。階段だって大変でしょう。それなのにあれだけやる。そこまでやるのがいいのか悪いのかと言ったら、なんとも言えないですけれど。最後はきっちり終わった方がいい。引退試合ですから、それなりに大きい会場を、と考えた時、大田区じゃ時期が早すぎたので、代々木になりました。代々木は旗揚げの前から押さえてあったんです。(高橋は)やり尽くしたんじゃないかな。最初、ジュリアが来たがっていたので、相手にジュリアも考えたのですが、ちょうど向こう(WWE)のペーパービューと重なっちゃって。他のカードは決まっちゃっていたので、青野になりました。青野はこの1年を通して安定していた。いつも雰囲気が一緒なんです。変わらない。人気もあるし。マリーゴールドに貢献した選手です」
マリーゴールドの看板タイトルであるワールド王座を保持している林下詩美はMIRAIと戦う。小川は林下への“注文”を語った。
<続く>


