“二刀流”復活を目指す大谷翔平が「絶対に捨てたくないもの」とは？ ブルペンで見せた“ある変化”「故障再発だけは避けたい、それでも…」

「投手・大谷」の復帰は、想定より少し後ろ倒しになりそうです。当初は東京での開幕シリーズ前後にライブBPで登板する予定でしたが、打者として仕上げる期間を設けるためにもしばらくは様子を見ることになりました。

意識的に多投していた２つの球種

　大谷本人は記者会見で「ここまでリハビリはプラン通り来ていたので、逆に言えば、順調に来ていたからこそ少し間隔を空けてもいいんじゃないかという（首脳陣の）判断なのではないかなと思う」と話していました。デーブ・ロバーツ監督ともしっかりとコミュニケーションをとって進めているようですし、ドジャースの先発陣が戦力的にも余裕があるなかで無理に復帰を急がせる必要はないということなのでしょう。

記者会見で投手の調整について語る大谷　©︎Nanae Suzuki

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　キャンプ中の調整を見る限り、ここまでのピッチングではストレートの他にツーシームとカットボールを投げていたのが非常に印象的でした。23年シーズンに投げていた球種の割合でいえば、ツーシームやカットボールは明らかに少なかったのですが、今年は意識的に多投していた。その理由はどこにあるのでしょう。

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