「藤浪晋太郎はまだコントロールが荒れてるね、でも…」NHK解説者が語る日本人メジャーリーガー展望「ドジャース大谷翔平は投げ方がかなり変わった」「日本人野手ももっと報道して」

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「ドジャース、地区優勝はすると思う」

　日本のプロ野球に先行して、3月18日から開幕するメジャーリーグ。大谷人気のおかげでメジャーファンも増加している中、今年のドジャースとカブスの開幕戦は東京ドームで行われる。

　そんなメジャーで活躍する日本人選手の現在と展望を武田氏に聞いていくが、まず話題にのぼったのは今年から海を渡った佐々木朗希（ドジャース）だ。

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「佐々木はストレートがあまり良くないね。なかなか160キロ超えが出なくて、スピードが上がってこない。日本でいいときはストレートのスピードが出てたからね。でも、ボールが変わったからかフォークはかなり落ちている。千賀滉大よりも落ちてるんじゃないかな。ストレートのスピードはまだまだだけど、今のような投球で怪我をしなければ、チームも強いし、活躍はできると思うね。ドジャースは課題だった投手力もよくなって隙がなくなったから、地区優勝はすると思う。マリナーズのシーズン最多勝利記録（116勝）に迫るくらい勝つかもね」

「大谷は投げ方がすごく良くなった」

　一方、昨年偉業続きだった大谷翔平は、今シーズンは投手としての活躍も期待されている。

2月のキャンプで。ブルペンで投球練習する大谷翔平　©JIJI PRESS

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「投げるのはゆっくり焦らずにやればいい。5月とか暖かくなってから投げる感じでいいと思うよ。ただ、キャンプの映像を見ると投げ方がすごくよくなった。ちゃんと右肘が上がっているし、左手の使い方や投げにいくときの体を回すタイミングもよくなった。これなら故障しないだろうなという投げ方になってる。リハビリを経て、ここまで投げ方をよくするのはすごいよ。故障して後退するんじゃなく、進化してる。普通じゃ考えられないことだね」

　また、大谷は昨シーズン、スライディングの際に左肩を負傷。それを踏まえ、新たなスライディングを練習する光景が報道されているが、今季は投手起用も考えて走塁はそこまで積極的ではないと武田氏は話す。

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