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プロ野球“あの1億円投手”が驚きの転身「ラテアート、勉強してます」カフェのマスターに…ソフトバンク退団から1年「どんどん痩せて…“6kg”減」 

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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posted2025/02/08 11:03

プロ野球“あの1億円投手”が驚きの転身「ラテアート、勉強してます」カフェのマスターに…ソフトバンク退団から1年「どんどん痩せて…“6kg”減」<Number Web> photograph by NumberWeb

元ソフトバンクのエース・田之上慶三郎さん(53歳)の現在

「全然わからんことだらけで。1年経ったけど本当に嫁の助けになっているのか、それも分からない。ユニフォームを着ていた頃は夫婦げんかもあったけど、今はまったくない。お互いに気が合うというか、たぶん諦められていると思う。しょうがないなって(笑)」

現場復帰の可能性は?

 プロ野球界から離れて変わったことといえば「体重かな」と、またメガネの奥の目を細めた。昨年1年間で6キロほど痩せた。「動かないと痩せるタイプ」というが、周りからは心配されて病院に行けとやたらすすめられたという。

「あまりに言われるから検査したけど大丈夫でした。以前は肺の検査で引っかかったことがあるけど、それでタバコはやめたし。酒はなかなかやめられないけどね(笑)」

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 仮に復帰の声がかかれば――。

「いやぁ、分からない。その時の状況かもしれないけど、相当なエネルギーを使うよね。情熱とかもないと、選手を指導するのは簡単ではない。そういった意味ではどこに向かっているのかはっきり言えないところもあるかな。いろいろ考え中というか」

「ハートのラテアート」勉強中の“1枚”

 田之上が今マスターしたいことも、やはりかつてのプロ野球選手のイメージからかけ離れたものだった。

「店をオープンした時からずっと『ラテアートができるようになりたい』と思っていて。ユーチューブの動画を見て勉強したり、天神にラテアートで世界2位になったバリスタの方がオープンしたお店に嫁さんと一緒に行ったりして、勉強してるんです」

 ラテアートの基本はハートの形を作ることだという。

「一応、作れるようになったけど、安定しない。恥ずかしいんだけど」

 そう言って、この日一番の笑顔で自身のスマホを見せてくれた。“上出来の一杯”の写真。そこには、ハートの図柄が描かれていた。

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超弱小校から“まさかのドラフト指名”「なんであんたクビにならんの?」二軍で6年間、戦力外寸前だった男が“ホークス1億円投手”になるまで
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