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「太田(蒼生)さん…なんであんな強いんだろ」箱根駅伝ライバル校“青学大へのホンネ”…駒大・大八木総監督もかつて「約2分だと差はない」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKiichi Matsumoto
posted2025/01/06 17:00
箱根駅伝で抜群の強さを見せる青山学院大学を、ライバル校はどのように見てきたのか
「ラスト2キロぐらいから足が寒さのせいか、動かなくなってしまって……。襷を1位でもらった以上、さらに突き放してやろうと思ったんですけど、難しかった」
18.22キロ地点で前に出た太田に順位をひっくり返されたのだった。佐藤のコメントは、重いものだった。
「なんで、あんな強いんだろ」
「ピクニック気分?なかった!」と原監督に言わせる総合力
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そんな佐藤と駒大は、2025年の箱根路でも太田や“若乃神”こと若林宏樹らの激走の前に青学大に総合連覇を許したとはいえ――意地を見せた。7区を任された佐藤は1時間0分43秒の区間新記録で青学大と1分台差まで詰め寄り、チームも5時間20分50秒で復路優勝を果たした。
それもそのはず、1区から10区まで各走者の区間順位を見てみると……。
〈第101回箱根駅伝:駒大各走者の区間順位と記録〉
1区:帰山侑大 2位 1時間2分39秒
2区:篠原倖太朗 4位 1時間6分14秒
3区:谷中晴 6位 1時間2分5秒
4区:桑田駿介 4位 1時間1分24秒
5区:山川拓馬 4位 1時間10分55秒
6区:伊藤蒼唯 2位 57分38秒
7区:佐藤圭汰 1位 1時間0分43秒
8区:安原海晴 4位 1時間4分31秒
9区:村上響 5位 1時間9分4秒
10区:小山翔也 2位 1時間8分54秒
原監督が「ピクニック気分? いや~、なかった!」と語ったのも納得の安定感だった。
〈箱根駅伝「青山学院大連覇」特集:つづく〉