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「大谷翔平WS初ヒット球は4530万円だが」6000円の“お手頃商品”も…ドジャース世界一グッズ価格を大調査「山本由伸サインボールはいくら?」 

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Aki

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photograph bySarah Stier/Getty Images

posted2024/11/05 17:45

「大谷翔平WS初ヒット球は4530万円だが」6000円の“お手頃商品”も…ドジャース世界一グッズ価格を大調査「山本由伸サインボールはいくら?」<Number Web> photograph by Sarah Stier/Getty Images

大谷翔平と山本由伸が美酒に酔ったワールドシリーズ。2人の着用しているTシャツを含めて“ドジャース世界一グッズ”の価格を調べてみた

 筆者は「50-50」のものを手に入れたが、重量感があって飾ると映えるメモラビリアだ。今回の商品もクリスタルボールの中にワールドシリーズで実際に使用された土が封入されている。値段は100ドル(約1万5000円)とそれなりにするが、実使用品マニアは入手しておきたい。

 そして今回、優勝記念グッズの中には直筆サイン関連の商品も登場している。

 大谷の直筆サインはなかったが、山本のインスクリプション(サイン以外に「24 WS CHAMPS」の書き足し)入りの直筆サインボールや写真が販売されている。ボールが650ドル(約9万7500円)、写真が600ドル(約9万円)。山本ファンであれば入手しておきたい逸品ではないか。

 以上の商品は、米国版MLB公式オンラインショップで購入可能だ。日本版の公式オンラインショップでも一部商品の購入は可能だが、商品数に圧倒的な差があるので、見比べながら検討してほしい。なお米国から購入する場合は送料(+関税)もそれなりの額なので注文前によく確認してほしい。

 また基本的には公式サイト以外からの購入時は注意が必要だ。特に現在大谷関連商品の“ニセ作品”が日本のオークションサイトやフリマアプリにあふれている状況なので、正規での購入をオススメする。

大谷の初ヒット球4530万円、使用したベースもすごい高額

 最後に、今回のワールドシリーズの実使用品はどうなのか――。観戦チケットと同様、MLBオークションでも高値での落札となっている。たとえばワールドシリーズ第1戦からは実使用球4球と、実使用の一塁ベース(1~3回まで使用)が出品されている。まずは、スーパースターたちの打撃結果の実使用球とその落札額だ。

・1回表ジャッジの三振球:8120ドル(約122万円)
・1回裏フリーマンの三塁打球:8万7010ドル(約1300万円)
・8回裏ベッツの中犠飛球:1万6510ドル(約248万円)

 どれもさすがワールドシリーズという高額落札だが、やはり一番の高値は大谷だった。

・8回裏大谷の初ヒット球=30万2030ドル(約4530万円)

 ベッツの同点犠牲フライを呼び込む貴重なヒットなのは間違いないが、家が買えるほどの凄い金額に……。なお一塁ベースは25万6970ドル(約3854万円)、ベースコレクターはどうしても欲しい逸品だったのか、とんでもない額まで吊り上がってしまった。ワールドシリーズは実使用品も規格外だ。

 筆者は「大谷のワールドシリーズ第1号ホームランボール」をキャッチして本人に返却する、という夢を胸に第1戦を現地観戦したが、それはかなわなかった。ただゲットと言うべきなのかはさておき――ケース入り公式球を手に入れた。

 とはいえ、第1回と第2回で記したワールドシリーズ観戦体験こそが最大のメモラビリア。この思い出を大切にしていきたい。そして次は日本時間11月22日に発表されるMVPとその記念グッズに注目している。

〈第1回、第2回からつづく〉

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「4席3584万円…家が買える席まで」大谷翔平と山本由伸ドジャースWSを弾丸観戦…2泊4日でおいくら?「フリーマンのサヨナラ弾でチケット代が」

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