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「巨人を後悔させてやる」星野仙一が“世界の王貞治”に拳を向けた“伝説の大乱闘”…参謀が語る闘将の回想「巨人のホテルがどこか調べろ」 

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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posted2024/09/25 17:01

「巨人を後悔させてやる」星野仙一が“世界の王貞治”に拳を向けた“伝説の大乱闘”…参謀が語る闘将の回想「巨人のホテルがどこか調べろ」<Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS

1987.6.11の大乱闘で巨人・王監督に抗議する中日・星野仙一

「やっぱり根底にはドラフトがあったと思います」

 星野が巨人に特別な思いを抱くようになった理由を早川はこう語る。1968年のドラフト。巨人は「田淵(幸一捕手・法大)を指名できなければキミを1位でいく」と明大・星野仙一投手に約束していた。しかし直前に星野の右肘不安の情報を掴み、武相高の島野修投手を1位指名した。

監督・水原にルーキー星野が大胆な直談判

「オレを指名しなかったことを、巨人に後悔させてやる」

 その一念で星野のプロ生活は始まった。

「中日に入団したときの監督が水原(茂)さんだったのも星野にとっては幸運だった」

 こう語るのは中日スポーツの星野番記者から球団広報も務めた児玉光雄である。

 元巨人監督で同じく打倒巨人に執念を燃やす水原に、ルーキーの星野が大胆な直談判をした。

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