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「に、22歳で“永世二冠”って!」藤井聡太王位5連覇のスゴさが世間的にもっと知られてほしい…観る将マンガ家が描く将棋界エモい名場面
text by
千田純生JUNSEI CHIDA
photograph by日本将棋連盟/Junsei Chida
posted2024/09/03 06:00
8月の将棋ハイライト。イラストは関連記事などからご覧になれます!
王座戦の“前哨戦”となったABEMAトーナメント2024準決勝では、チーム永瀬がチーム藤井に勝利! 連覇を狙うリーダー永瀬九段の「川崎家」がいち早く決勝進出を決めています。準決勝もう1つのカード、チーム豊島(豊島将之九段がリーダー)とチーム稲葉(稲葉陽八段がリーダー)のいずれが勝ち上がってくるか……。
そして年末恒例になった「将棋オールスター東西対抗戦2024」の投票も行われました。東西地区の投票トップは佐藤天彦九段と藤井七冠とのこと。とはいえ羽生会長に渡辺九段、伊藤匠叡王に永瀬九段、山ちゃんこと山崎隆之八段、豊島九段……投票できるのが2人というのが本当につらいです(笑)。
なお8月、夏の甲子園で大盛り上がりした阪神甲子園球場も、100周年記念企画として1月に概要が発表されていた藤井七冠vs羽生九段の詳細が発表されました。野球はやらないとは思いますが(笑)、解説で阪神ファンの谷川浩司十七世名人に室谷由紀女流三段も“参戦”されるということで……この夏の甲子園に負けない名勝負を期待したいところです。
秋から冬にかけても熱を帯びる将棋界の名局、今後も注目です!<構成/茂野聡士>