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大谷翔平「焦る気持ちを我慢しながら」ドジャース初本塁打→仲良しテオが“ヒマワリの種攻撃”「1分1秒たりとも…」LAで愛され尊敬される日常 

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posted2024/04/05 06:00

大谷翔平「焦る気持ちを我慢しながら」ドジャース初本塁打→仲良しテオが“ヒマワリの種攻撃”「1分1秒たりとも…」LAで愛され尊敬される日常<Number Web> photograph by Sipa USA/JIJI PRESS

ドジャース加入第1号本塁打を放った大谷翔平。地元テレビ局インタビューを受ける表情も朗らかだった

 それでも自らのパフォーマンスを出すように尽力し、実際にジャイアンツ戦での第1号ホームランへとつなげているのだから頭が下がる。

 大谷の野球に対する準備の意識は、キャンプ期間から新たなチームメートや指導陣の目にも留まっていたようだ。

「卵の殻を割るような扱いにくいスターはいるものだが、ショウヘイは全く違うタイプだと思う。みんなと同じように扱われたい。そして、ただただ、彼は勝ちたい、チャンピオンになりたい。だからここに来たんだ」

 濃密な練習に臨む様子を見て、ドジャースのロバーツ監督はこのように語ったという。

仲良しテオから“ヒマワリの種シャワー”で祝福

 さらにエンゼルス時代を知るエベルコーチも「彼にはオーラがある。クラブハウスにいれば、誰もがその存在感を感じる。マイク・トラウトやアルバート・プホルスのようにね」と口にしている。それは投打ともにトップスターが集まるドジャースにおいて、新たな刺激になっていても何ら不思議ではない。

 その大谷の初ホームラン――ベンチに戻る際には仲良しの「テオ」ことテオスカー・ヘルナンデスから“ヒマワリの種シャワー”を浴びせられていた――によって4連勝を飾ったドジャースは「開幕から9試合連続で5得点以上」を記録している。

 打率が5割に迫り本塁打も量産中で絶好調の1番ベッツ、得点圏で抜群の勝負強さを見せる3番フリーマンはもちろんのこと、切れ目のない強力ドジャース打線にさらなる勢いを点火する――そうなればファンもさらにヒートアップすることになりそうだ。

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