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大谷翔平「焦る気持ちを我慢しながら」ドジャース初本塁打→仲良しテオが“ヒマワリの種攻撃”「1分1秒たりとも…」LAで愛され尊敬される日常

posted2024/04/05 06:00

 
大谷翔平「焦る気持ちを我慢しながら」ドジャース初本塁打→仲良しテオが“ヒマワリの種攻撃”「1分1秒たりとも…」LAで愛され尊敬される日常<Number Web> photograph by Sipa USA/JIJI PRESS

ドジャース加入第1号本塁打を放った大谷翔平。地元テレビ局インタビューを受ける表情も朗らかだった

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NumberWeb編集部

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大谷翔平、ドジャース加入後初ホームラン! キャリアでの“初ホームラン”時に彼はどのような言葉を語ってきたか。雑誌「Sports Graphic Number」「NumberWeb」掲載記事から背景をあらためて知る。

<名言1>
苦しい場面でいい1本が打ちたい。
(大谷翔平/NumberWeb 2018年4月5日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/830411

◇解説◇
 大谷翔平に待望の2024シーズン、そしてドジャース移籍後初ホームランが飛び出した。現地時間3日(日本時間4日)のジャイアンツ戦の第4打席、7回二死走者なしの局面で大谷は相手リリーフ左腕テーラー・ロジャーズが投じた149km外角高めのツーシームを捉え、右中間スタンドに突き刺した。

 大谷は試合後、現地放送局のフラッシュインタビューに「なかなか調子が上がってこなくて、焦る気持ちを我慢しながら自分のスイングをしようと努めてきた。1本出てよかったと思います」と語った。

〈大谷のメジャー挑戦後シーズン初本塁打、打者試合数と打席数〉※カッコ内はシーズン本塁打数
18年:2試合6打席目(22本)
19年:6試合26打席目(18本)
20年:4試合16打席目(7本)
21年:2試合9打席目(46本)
22年:8試合31打席目(34本)
23年:3試合12打席目(44本)
24年:9試合41打席目(?本)

 ここ数試合、ドジャース打線が活発な中で新加入の大谷について、メディアの話題は“メジャー挑戦後、開幕を迎えてから最も長い期間ホームランが出ていない”ことだった。9試合目での第1号となったが――記録を振り返りつつ視点を変えれば、エンゼルスに所属した2018~23年まで8試合以内にアーチをかけていること自体、スラッガーとして幸先のいいスタートを切り続けていた証明とも言えよう。

メジャー初本塁打の時に語った“勝利への意欲”

 現在、メジャー通算172本塁打をマークしている大谷。輝かしいメジャーでの1本目のアーチは、2018年4月3日のインディアンス戦(当時)で放った一撃だった。

 初ホームランを放った選手に対してメジャーでの“恒例行事”である「サイレント・トリートメント(※わざとベンチ全員が無視するふりをしたのち、祝福される)」を味わった際にはとびきりの笑顔を見せていたが――大谷らしさを見せたのは試合後の会見だった。「チームの勢いが打たせてくれた部分もあった」と語る一方で、勝利に貢献することが大事という思いを冒頭の言葉のように表現していた。

【次ページ】 「キュンデス!」実況アナが語った大谷の超才能

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