酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
1年で140キロ台→159キロ腕や巨人・増田の弟…ドラフト候補だらけの上に「162キロ謎のドミニカ剛腕」も!〈独立L最強・徳島が推す6人〉
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byKou Hiroo
posted2023/10/22 11:02
独立リーグ徳島で160キロオーバーのストレートを投げ込むマルティネス。ドラフト会議での指名可能性がある選手は?
〈ロドルフォ・マルティネス(29歳)投手 188cm95kg 右投右打〉
2014年にジャイアンツのマイナーに入団し、AAAまで昇格したが、2019年オフからは故郷ドミニカ共和国のウィンターリーグで投げていた。
「いくつかのエージェントと話をするなかで、一番契約が大きくなる可能性があったので徳島に来た」
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こう野心満々に話す。まっすぐには絶対の自信があるという。
★今季成績:17試合2勝2敗1S 30.1回22被安打16与四球35奪三振 防御率2.37
9月30日に愛媛県松山市で行われた日本独立リーググランドチャンピオンシップでマウンドに上がったマルティネスは、投球練習で軽く150km/hを投げ、試合では162km/hを記録した。筆者は2005年から独立リーグを見ているが、100マイル超えは初めて見た。
マルティネスがどこに進むかはわからないが、NPB球団は注目しているだろう。
とにかく「徳島に行けば、何とかなる。NPBに行ける」という評判は日増しに高まっている。今季のドラフト会議が、今から待ち遠しいところだ。