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河村勇輝は“大学中退→プロ”、「NBA初の日本人シューターに」富永啓生、「渡米を反対された」渡邊雄太…バスケ日本代表“学生時の決断”
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byFIBA
posted2023/09/06 17:00
カーボベルデ戦後の富永啓生と河村勇輝。アカツキジャパンの新世代として輝いた
そしてメンフィス・グリズリーズと傘下のチームに所属する「2-way」契約の中で、プレシーズンマッチでは1試合11得点をマークするなど日本バスケに新たな歴史を刻むと、トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツと渡り歩きながら――最高峰の世界で生き抜いている。
「渡米前はすごく反対されたんです」
「以前はアメリカでの成功例があまりなかったので、渡米前はすごく反対されたんです。だからこそ、僕がパイオニアになるという気持ちはすごく強かった」と、ハイレベルな環境で戦うことを求め続けた。
その積み重ねが日本人として金字塔となるNBAでの計5シーズン在籍になり、今シーズンから強豪サンズとの2年契約へとつながっていった。そんなバスケットボールプレーヤー渡邊の偉大な足跡は、トム・ホーバスHCが率いる日本代表でも大きな存在感を放っている。