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ラツィオ鎌田大地27歳のPK持論「結局、監督と仲間の信頼がないと…」なぜCLで“相手サポの妨害”に笑ったか「外したら批判されたでしょうけど」
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto
posted2023/08/07 11:02
前所属のフランクフルトではPKキッカーを務めていた鎌田大地。日本代表でもその重責を担う場面はくるか
「結局ね、監督やチームメイトからの信頼がなければ、PKを任せられないと思うんですよ。よく『もしも、PKのキッカーを任されていたら、シーズンのゴール数が二桁に到達した』みたいな表現がありますけど、僕からしたら『そう言うくらいなら、自分からPKを蹴ればいいじゃん』と思うこともありますね(笑)」
「周りからの信頼の証がPK、だから僕は…」
そう言って日本人PK論の核心をついた鎌田は、最後に、なぜ自らボールを持ってペナルティスポットに向かおうとするのかを明かした。
「自分が『このチームではまだPKを蹴るのにふさわしい立場ではないな』と思っていたときには、僕は『PKを蹴りたい』と1度も言ったことはないです。チームのなかで積み上げてきたものや、周りからの信頼の証がPKだと思います。だから、僕は蹴りたいと思うのかもしれませんね」
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たかがPK論、されどPK論。この話からは、彼がどのような選手になりたいのかが明確に浮かび上がってくる。「俺がチームを引っ張る」と声高に語ることのない鎌田だが、チームの勝敗の行方を担うことに大きな喜びと責任感を覚える選手なのである。
その鎌田の移籍先が、新シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場を果たすラツィオに決まった。移籍決定前に鎌田が語っていたプライオリティはやはり、CLだった。
<「移籍の真相を激白」などにつづきます>
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