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恩師が語る高校時代 大勢(西脇工)「分岐点は3年の“秋”だった」

posted2023/08/06 09:02

 
恩師が語る高校時代 大勢(西脇工)「分岐点は3年の“秋”だった」<Number Web> photograph by KOBE SHIMBUN

text by

酒井俊作

酒井俊作Shunsaku Sakai

PROFILE

photograph by

KOBE SHIMBUN

「驚いたことがあって、アイツ、人前に出た時に指導者のモノマネとかするんです。人を笑わせるセンスがある。関西の言葉でいう『おちょけ』なんですよね」

 そう明かすのは西脇工で大勢を指導した木谷忠弘監督(現京都共栄監督)である。

 おちょけ。

 近畿地方を中心に使う方言で、お調子者といった親しみが込められている。だが、白球を持てば、まったく違う顔になった。

「一見、ちょっと適当なヤツという印象ですが、実は細かい。『しんどい練習は嫌』って思ってるようにみえて『練習、ちゃんとやらなあかんやろ』と考えるタイプです。頑張れる熱量が人より半端なく大きい」

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