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恩師が語る高校時代 今永昇太(北筑)「何かを成し遂げる予感がした」
posted2023/08/05 09:02
text by
高木遊Yu Takagi
photograph by
The Nishinippon Shimbun
高校入学当時、腕立て伏せが10回もできなかった少年は、WBC決勝の先発マウンドに上がる投手にまで成長を遂げた。そんな今永昇太に対し高校時代の恩師2人は、「何かを成し遂げそうな男」である予感を当時すでに感じていた。
北筑は2014年夏に県準優勝を果たし今夏のシード校でもあるが、当時は県立の進学校としての色が濃く、1回戦や2回戦での敗退がほとんど。永犬丸中時代に際立つ実績を残していなかった今永は、学力とスポーツ双方の条件をクリアして入れる推薦枠での入学ではあったが、推薦組の7人の中で一番体が小さく筋力もなかった。