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大谷翔平「残留してほしい」50.7%…800人に聞いた“大谷の去就”本当の希望は?「新婚旅行で観戦するから残留」「移籍。“なおエ”は悲しすぎる」
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byNanae Suzuki
posted2023/07/24 17:19
米球界で話題となっている「大谷翔平のトレード」。10歳の男の子から87歳の女性まで800人以上が回答したアンケート結果を見ていくと…
414票の残留派のうち「トラウト」に言及しているのが100件以上(「トラウタニ」「トラ兄」を含む)と、数字からもトラウトとのコンビ復活と「トラウタニ」での優勝が熱望されていることが伝わってきます。
エンゼルスへの「恩がある」という視点
そんな「ドラマ」熱望論が残留派では多数を占めていますが、二刀流をメジャーの舞台で成立させたエンゼルスが合っているという冷静な「環境としてベスト」論を説く方も一定数いました。
「二刀流に理解があるのは最早どの球団もそうだと思いますが、実際に調整方法を球団として確立している点が大きいと思います」(36歳・男性)
「大谷選手がのびのびプレーでき、ある程度大谷選手側の要求をのんでくれそうでもありチーム内の雰囲気も良く、西海岸という環境。トラウトの存在も大きいです。あとは勝つだけなのですが……」(51歳・女性)
「今のエンゼルスのような大谷翔平に配慮した起用(DHや先発ローテーションなど)をしてくれる他球団チームはないのではないか、と思っています。例えば、ヤンキースに入団したら、DHのスタントンを放出するのかな? と」(44歳・男性)
また高年齢層には「日本人的な考えですが今の二刀流を認めてプレーさせていただいたのはエンゼルスなので、このままでよいと思う」(64歳・男性)など「恩義」論者も根強く存在。こういった「1つの球団だけで選手生命を貫いてほしい」という断固残留派もいる一方で、トレードでの移籍には反対も、今季終了後のFAでの移籍は「してほしい」とする「FA移籍容認」を明言する一派も存在します。
自分で判断した新たなチームに移籍してほしい
「アメリカンリーグでホームラン王とMVPを取ってほしいです。シーズン終了後FAでナショナルリーグのドジャースへ移籍しワールドチャンピオンのMVPを目指してほしいですね!」(76歳・男性)
大谷はトレードに対し、拒否権がない契約をエンゼルスと交わしているとされています。そのため、「自分ではコントロールできないトレードではなく、シーズン終了後に大谷選手が自分で判断した新たなチームに移籍してほしい」(60歳・女性)という大谷の自由意志で移籍の決断をしてほしいという意見も散見されました。