チーム作りの重責を担うGMに求められる2つの仕事。

　その一方で、プレーオフ常連チームではあるが、ドラフト上位指名できていないブレーブス、ヤンキース、フィリーズが上位に名を連ねたことも興味深い。

　メジャーリーグでGMの重要な仕事は2つあると言われている。

　1つは選手を補強しながらチームを強くしていくこと、そしてもう1つは将来を見据えたマイナーの育成システムを築き上げることだ。このランキングを見ても強豪チームの強さ秘密の一端を垣間見ることができる。

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　昨シーズンはヘイワード、ポージー、フェリスに留まらず、数多くの新人選手や有望選手が次々にメジャー昇格を果たし、メジャー球界に大きな“世代交代”の波をもたらした。そして彼らの何人かは、すでにチームの行方を大きく左右するような存在になっている。

　果たして今年のランクイン選手の中に世代交代を加速させるような選手が登場するのだろうか。