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三笘薫25歳が試合後1時間もファンに“神対応”した日…三笘が現地記者を笑わせた直後、明かした本音とは?「僕もどこまで対応すればいいのか…」
text by
田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph byGetty Images
posted2023/05/07 17:03
5月4日のマンU戦。後半アディショナルタイムの劇的PKで勝利後、カイセドと抱き合って喜んだ三笘薫(25歳)
「ゴールデンウィークもあって、日本のファンの方が結構いらっしゃっている。嬉しいです。その分責任感というか、アジアの期待も、日本の期待も背負うことになる。 そういうプレーをしないといけないと思っています」
ただ、人数の多さは三笘としても想定外だったようだ。三笘はブライトンの地元民にとっても人気選手だが、ちょうど観光シーズンに入ったこともあり、日本やアジア各国、世界中からファンが押し寄せている。
「1時間ほどファンサービスをしたみたいですね」と問いかけると、「僕もどこまで対応すればいいのかわからないところがある」と笑みを浮かべ、記者たちを笑わせていた。ただすぐに真剣な顔に戻り、「わざわざ来てもらっているので、(ファンサービスを)したいんですけど、こういう連戦の時はちょっと難しいかもしれないです」と説明した。
三笘の本心としては、イングランドまで応援にかけつけてくれたサポーターの方にファンサービスをしたい。だが、中2~4日の過密日程のときは、その全てに応えられないかもしれないと話した。「常にスタメンで試合に出て、活躍すれば、来てくれた甲斐があると思う。そういうプレーをしたい」と続け、プレーで恩返しがしたいと強調していた。
ブライトンの次戦は、5月8日にホームで行われるエバートン戦。「次の相手は下位にいますけど、そんな簡単な相手ではない。しっかりと準備したいと思います」と気を引き締めていた。
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