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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「僕の思い、記事にしてもらえますか?」なぜ元DeNA三嶋一輝はプロゴルファーに挑むのか? 胸中を激白「投球とゴルフの動きは通ずるものがある」
posted2026/11/06 17:01
昨季限りで現役を引退し、多忙を極めていた三嶋。なぜ今、プロゴルフへの挑戦を決めたのか? 三嶋が筆者に連絡を入れた真意とは
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph by
Wataru Sato
10月11日、ルートインBCリーグに所属する福島レッドホープスから非常勤投手コーチを務める三嶋一輝の退団が発表された。
すると世間は「コーチとしてベイスターズに復帰か!?」とざわめいたが、三嶋を長年取材してきた経験からすれば、あの性格を考えても時期尚早ではないか、と思わざるを得なかった。いずれベイスターズに戻ってきて欲しいと願ってはいるが、好奇心旺盛で目先の安定を求めない男であるがゆえに、きっとなにかを企てているに違いない。
すると翌日、三嶋から連絡があり、こう告げられた。
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「いろんな憶測が飛び交っているんで、僕の思いを記事にしてもらうことは可能ですか?」
もちろんです、と二つ返事で引き受けた。で、これから何やるんですか?
ゴルフのプロテストを受けようと思っています
「来年、ゴルフのプロテストを受けようと思っています」
それを耳にして一瞬、間が空いたが、すぐさま「三嶋一輝らしいな」と思わずにはいられなかった。心に消すことのできない火がきっと灯ったのだろう。
プロ野球選手からプロゴルファーといえば、センバツ優勝投手であり西鉄ライオンズに所属していた、ゴルフ界のレジェンドである尾崎将司(ジャンボ尾崎)が有名だが、近年では、日本プロゴルフ協会(PGA)のプロテストに大久保博元や長谷川滋利、中村紀洋などが挑戦したものの、プロ(PGA会員)資格獲得には至っていない。
狭き門、高き壁——なぜ三嶋は挑戦しようとしているのか。
「これまで野球をやってきて、正直、上手くなるために毎日もがいているのが楽しくてしょうがなかったんですよ。苦しいこともたくさんあってストレスも溜めましたけど、その道中、夢中だった自分がいたんです。だから失敗すれば、また上手くなろうって強く思ったし、少しでも上手くなったと実感できたら、人が見えないところでニヤニヤしたり」
現役引退後、そんなエキサイティングな時間がなくなって久しい。
「一生懸命に挑戦できるものがないと嫌だなって思っていたんです」

