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遠藤航「スペイン戦欠場」は本当か? コスタリカ戦後に守備の要が語っていた“自信”「ブロックひいていればやられない」
posted2022/12/01 17:14
text by
了戒美子Yoshiko Ryokai
photograph by
Takuya Kaneko/JMPA
異例中の異例の事態だった。11月30日、練習後の取材対応を行う選手としてアナウンスされていた遠藤航が、急遽ミックスゾーンに姿を現さなかった。チーム広報によればケアを行なうために宿舎に帰った、とのこと。また、全体練習には参加しておらず別メニューでの調整だったという。これで、27日のコスタリカ戦後に右膝の痛みを訴えて以降の3日間すべての練習に合流していないことになる。
“情報戦”から推測される「出場可能性は高い?」
練習に先立って行われていた記者会見で森保一監督はけが人の有無を聞かれ「明日の試合に向けて酒井宏樹以外は……」と答えていた(「……」はむにゃむにゃと言っており正直なところ何を言っているかわからなかった)。ただ、ドイツ戦で左太もも裏を痛めた酒井は練習は別メニューながらこの日予定通り取材対応を行い「スペイン戦には(復帰までの時間が)足りなかった」と現状を話している。
予定を変更してまで取材対応を行わないことは珍しいため、「情報戦では」との報道が流れている。3日間全体練習に合流せず、広報の言うとおり本当に取材対応も行わないほどケアを急ぐのであればスペイン戦では出場できないだろう。ただ、冨安健洋や酒井の負傷と違い具体的な負傷のアナウンスがないのはやや不自然なため「情報戦では」と報じられるのも頷ける。私としてもスペイン戦には出場する可能性が高いと思っている。