Number ExBACK NUMBER
イチロー“投手”は打者・イチローをどう抑える?「ど真ん中が一番いいんですよ、イチローは」<パワプロ版 投手・イチローを先行公開!>
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by©Konami Digital Entertainment
posted2022/11/08 17:00
『パワプロアプリ』で再現された投手・イチロー。パワプロ制作サイドが投手時代のイチローについて聞くと…?
宮古島で計測した150kmが僕のマックス
「(オリックス時代)宮古島キャンプの時に仰木(彬)監督が野手でスピードガンコンテストをやろうっていって、その時に150kmを2球投げているんですよ。それが僕のマックスなんですよ、今までの」
幻の150km投手・イチロー。野手に専念せず、投手となっていたらプロでどんな活躍をしていたのだろうか。そんなifが実現したのが今回のパワプロコラボ企画だ。ただ、イチローは自身について三振を奪うような「本格派」の投手ではなかったという評価を下す。
「速球もそもそも僕、150kmくらいしか出なかったので、プロでは普通の速度。変化球も大した変化球ではないので、三振を取れないですよ。どちらかと言えば、(狙い球を)外されて打ち取られたって思われるタイプ。バッターがストレスを溜めるような“打てるはずなのに打てない”。それが一番(投手のタイプとして)近いと思います」
イチローが選んだ特殊能力とは…?
ADVERTISEMENT
現在は草野球でピッチャーも務めるイチローの持ち球はツーシーム(パワプロだと直球系統に分類)の他に変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ。その球種を基に制作チームが『パワプロアプリ』上で投手・イチローを再現。直球は実は2つあり、これはツーシームに加えてイチロー本人がセレクトした“オリジナル変化球”を取得しているためだ。その名前は動画内で言及されているが、どのような変化になっているかは動画内でも明らかにされていない。コラボ企画が始まったら、実際にその目で確かめてみてほしい。
制作チームはイチロー自身の“特殊能力”についてもアンケートを取った。そうして返ってきた答えが以下の4つだった。
・強心臓
・不屈の魂
・勝利の星
・ド根性