SCORE CARDBACK NUMBER

「猪木さんのバカヤロウ!」オカダが叫んだ新時代への思い。

posted2022/11/04 07:00

 
「猪木さんのバカヤロウ!」オカダが叫んだ新時代への思い。<Number Web> photograph by AFLO

10月10日の両国大会でJONAHに勝利後、猪木ポーズを決めるオカダ。「今日の戦いはしっかりと猪木さんに届いた」

text by

門馬忠雄

門馬忠雄Tadao Monma

PROFILE

photograph by

AFLO

 悲しみを乗り越え、さあ、新春1・4東京ドーム大会にまっしぐらだ。10月10日、新日本プロレスの東京・両国国技館大会メーンイベントで、王者ジェイ・ホワイトvs.挑戦者タマ・トンガのIWGP世界ヘビー級選手権試合が行われた。結果はホワイトがトンガを31分7秒、片エビ固めに抑え込んで逆転勝ち。2度目の防衛に成功した。

 この試合にいつもの熱気が感じられなかったのは、外国人同士の対決だったからか、はたまた“燃える闘魂”を失ったせいだろうか。

 両国大会の開始前、10月1日に心不全で亡くなった団体創始者アントニオ猪木(享年79)を悼むセレモニーが行われた。別れの10カウントゴングが捧げられる中、人一倍強い思いを示したのが、今年の東京ドーム大会で病床に伏す猪木の来場を熱望していたオカダ・カズチカだ。

こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。

残り: 532文字

NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。

関連記事

新日本プロレス
アントニオ猪木
オカダ・カズチカ

プロレスの前後の記事

ページトップ