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TKOでも勝敗はつかず!? 世紀のエキシ、もやもやの根源。

posted2022/10/14 07:00

 
TKOでも勝敗はつかず!? 世紀のエキシ、もやもやの根源。<Number Web> photograph by RIZIN FF/Susumu Nagao

試合時間は3分3R。2R終了間際にメイウェザー(右)の右カウンターでダウンした朝倉にTKOが宣告された

text by

布施鋼治

布施鋼治Koji Fuse

PROFILE

photograph by

RIZIN FF/Susumu Nagao

「みんな疲れ切っているじゃないですか」

 金太郎を肩固めで下した堀口恭司はインタビュールームに腰を下ろすや、疲労の色を隠せない記者たちの様子に気づき笑顔で声をかけた。

 超RIZINとRIZIN.38が連続して実施された9月25日のさいたまスーパーアリーナ。ナンバーシリーズの大トリを務めた堀口には申し訳ないが、我々の集中力のピークは先に行なわれた超RIZINのメイン――フロイド・メイウェザー・ジュニアvs.朝倉未来にあった。

 エキシビションマッチなのに、ニュースバリューは他の公式戦を凌いだ。なぜか。それはいまや日本格闘技界で最大のインフルエンサーとなった朝倉が、ボクシング界のレジェンドにどれだけ通用するのかという興味が大きかったからだ。

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