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父・東尾修と“3歳差”、東尾理子が石田純一との結婚を本気で考えた瞬間「もちろん噂は聞いてましたけど…」〈ロンハーSPでプロポーズ〉
text by
郡司倫Rin Gunji
photograph bySankei Shimbun
posted2022/09/19 11:03
父・修の野球殿堂入りを祝う会に駆けつけた東尾理子・石田純一夫妻(2010年)
肩の手術後、1年のブランクを経てゴルフを再開したが、簡単に調子は戻らなかった。心機一転、日本に帰国して環境を変えてみてもうまくいかない。気づけばもう30歳を過ぎている。
プロゴルファーになってから初めて、今後の人生について考えた。
「結婚したいなーとか、子どもも欲しいなーとか、色々なことを考えた期間でしたね。もしプロゴルファーとして順風満帆なキャリアを歩んでいたらそうはならなかったと思うし、いまの暮らしはなかったですよね。そのときはツラくても、結果的には必要な期間だったと思います」
USLPGAツアーを撤退後、東尾は神戸を拠点にして練習に励んでいた。そのころに出会ったのが、夫・石田純一(68歳)だ。09年7月に初めて交際が報道されたとき、東尾は33歳で石田は55歳。平成のプレイボーイとして名を馳せていた石田の3度目の結婚だったことはもちろん、親子ほど離れた年の差カップルであることも話題となった。
「もちろん私も彼の噂は聞いてましたけど、自分で確かめてみないと真実はわからないですから。私は次に付き合う人と結婚したいと思っていたし、子どもが欲しかったので、まず彼にその意思があるかを確認しました。そのうえで、結婚を前提にお付き合いをスタートしたんです。
印象に残っているのは、私がプロゴルファーだからか、よくメンタルの話を振ってきたこと。大学で心理学を専攻していた私には知ってる内容ばかりだったんですが、意外と勉強してるんだな、真面目な人なんだな、とわかりました」
ロンドンハーツSPでプロポーズ
とはいえ、石田とわずか3歳しか離れていない父・修の胸中は複雑だったかもしれない。交際が報道されたあと、『ロンドンハーツ』の3時間スペシャルで、エーゲ海をバックに石田が東尾にプロポーズする模様が放送されたのである。2人のプライベートに密着し、約4年がかりで制作された渾身のコンテンツだった。
「父は『絶対見ない』って言っていたんですけど。オンエアの日時を忘れていて、うっかりテレビつけたら見ちゃったよ、と怒ってました(笑)。この件について父はずっと悪態をついていますが、最近はすっかり打ち解けていますよ」