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裁判で連敗、謝罪、財政難……。解散のJBCに救世主は現れるか?

posted2022/05/15 07:00

 
裁判で連敗、謝罪、財政難……。解散のJBCに救世主は現れるか?<Number Web> photograph by KYODO

昨年7月、JBCの永田理事長が検査体制のずさんさと警察への情報提供、メディアへの情報漏洩を井岡(左)に謝罪

text by

前田衷

前田衷Makoto Maeda

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KYODO

 正直な話、まさかこんなことになろうとは思わなかった。財政難から解散を決めた一般財団法人日本ボクシングコミッション(JBC)の問題である。

 JBCは国内のプロボクシングを中立の立場から統轄する組織で、それが企業で言えば「倒産」同然の事態に陥ってしまったのは、なぜなのか。記者会見したJBC永田有平理事長によると、同機構は2年連続して純資産が300万円を下回り、これが一般財団法人のルールに抵触したため解散することになったという。

 近年のボクサー数の減少、あるいはコロナ禍を機に興行数が激減して収入が減ったことも確かだろう。元々利潤を追求する組織ではない。JBCは肯定しないが、近年裁判で立て続けに敗れ、組織として疲弊したのも解散に拍車をかけたのだろう。

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