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《満票MVP》大谷翔平の「ユニフォーム=1470万円/初の奪三振ボール=88万円」が話題になったけど… 実使用品の高騰を再調査
text by
AkiAki
photograph byNanae Suzuki
posted2021/11/19 11:08
MVPを獲得した大谷翔平。実使用グッズの高額ぶりも話題になった1年だった
落札価格は2万2600ドル~12万1800ドル(約255万円~約1376万円)、特に7月2日、《大谷劇場》の試合で着用していたユニフォームはMLBオークションのレコードを大幅に更新する落札価格となった。2本のホームラン、盗塁、そして激走サヨナラホームインでガッツポーズ、と今年の大谷を凝縮したような試合となった。
コレクターとしては少し狙ってみようかな、という思いも一瞬めぐったが……あっという間に手の届かないところへ行ってしまった。
3)大谷翔平・オールスター支給ユニフォーム
大谷に支給されたユニフォームが先ほどのMLBオークション記録を更に更新する13万210ドル(=約1470万円)と驚愕の数字で落札された。
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なお、こちらのユニフォームは日本の方が落札されたようで、先月、コロナで落ち込む街の活性化を目的として、チャリティとして商業施設に展示されていたようだ。
保有したコレクションをチャリティとして貸出し、多くの方に見てもらうことで元気を届ける。筆者自身も改めてスポーツ・メモラビリアの意義を考えさせられたし、個人的にもいつか機会があれば、大谷やイチローのメモラビリアの展示会をやってみたいという思いも湧いてきている(こちらをご覧いただいた商業施設の方の連絡をお待ちしています。笑)。
4)大谷翔平・実使用バット
今年、試合で折れてしまったバットが2本、MLBオークションに出品された。結果1万4700ドル~1万7200ドル(約166万円~約195万円)で落札され、この価格は2018年のルーキーイヤーのバットと比べても数倍である。改めて2021年の大谷の人気・注目度の高さが表れる結果となった。
選手を選ばなければ折れた実使用バットは100ドル(約1万1300円)ぐらいの金額で球場にて購入できることもあるので、このバットなら170本購入できる計算だ。