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3Aの正解は一つではない。日本女子のジャンプは新局面に。

posted2021/10/27 07:00

 
3Aの正解は一つではない。日本女子のジャンプは新局面に。<Number Web> photograph by Asami Enomoto

ジャパンオープンで女子トップの136.27点をマークした樋口。北京五輪に向けて、幸先のいいスタートを切った

text by

野口美惠

野口美惠Yoshie Noguchi

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photograph by

Asami Enomoto

 日本女子のジャンプ競争が新局面を迎えた。10月に行われたジャパンオープンでは、6人中4人がトリプルアクセルに挑戦。その翌週には、12歳の島田麻央が4回転トウループを7カ月ぶりに成功させた。高難度ジャンプへの挑戦が増えた背景には、五輪選考の「混戦」がある。

 日本女子の北京五輪出場枠は3。全日本連覇の紀平梨花は一歩リードと言えるが、残り2枠は予想がつかない。平昌五輪を経験した宮原知子、坂本花織、4年前に涙を呑んだ樋口新葉、三原舞依、そして共に高校2年生の河辺愛菜と松生理乃らがひしめきあう。頭一つ抜ける武器となりえるのが、トリプルアクセルなのだ。

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