ファイターズ広報、記す。BACK NUMBER

単独1位指名・達孝太(天理)の誕生日とファイターズの不思議な縁、編成トップの“決断の真相”とは<広報が明かすドラフト裏側> 

text by

高山通史

高山通史Michifumi Takayama

PROFILE

photograph byKYODO

posted2021/10/21 11:06

単独1位指名・達孝太(天理)の誕生日とファイターズの不思議な縁、編成トップの“決断の真相”とは<広報が明かすドラフト裏側><Number Web> photograph by KYODO

ドラフト1位指名のあいさつを受け、撮影に応じる天理高の達孝太投手と日本ハムの大渕スカウト部長(左)、熊崎誠也スカウト

「まったく違う。3月生まれ、まだ17歳だよ」

 北海道日本ハムファイターズの記念すべき開幕戦、その球団としての「運命の1日」に誕生した逸材だったからではなかったのだ。

 高校2年生レベルの齢で、既に現高校3年生の中で高水準にあり、その約1年のギャップが生み出す今後の成長曲線への期待が、達投手を評価した基準の1つだったのだそうだ。

 運命の1日――。

 思いもよらぬ深いファクターが重なり、織りなすことでドラマ、縁は生まれるのである。

関連記事

BACK 1 2 3 4
#北海道日本ハムファイターズ
#達孝太
#天理高校

プロ野球の前後の記事

ページトップ