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久保建英20歳が“独占インタビュー”に応えた 聞き手はパーソナルコーチ「彼から学べる技術とマインドは、日本サッカー界の財産となる」

posted2021/09/24 17:03

 
久保建英20歳が“独占インタビュー”に応えた 聞き手はパーソナルコーチ「彼から学べる技術とマインドは、日本サッカー界の財産となる」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

マジョルカに所属する久保建英。9月23日、膝の負傷のため戦列を離脱すると自身のインスタで明らかにした

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Number編集部

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Takuya Sugiyama

現在発売中のNumber 1036号「日本代表、百年の先へ」で、久保建英選手(20歳)に単独インタビューをした中西哲生氏に、このタイミングで聞きたかったことと、久保選手の印象を聞いた。

――中西さんは、久保選手が小学生の頃からパーソナルコーチとして関わっていますが、今回はじめて単独でインタビューをして、いかがでしたか。

中西 もうすぐ出会って10年になりますが、最初の頃に感じたクレバーさはまったく変わらないですし、いろいろなことを経験したことによって、そのクレバーさがアップデートされているなというのが第一印象です。  

――久保選手は言語化能力が高いことで知られていますが、それは昔からでしょうか。

中西 そこは自分が指導するうえでこだわってきたところです。自分のプレーを言語化することによって論理となる。論理となれば再現性が高まる、ということを重要視しているので、それは丁寧に伝えてきたつもりです。もちろん言語化のクオリティも上がっているし、さきほど言った様々な経験――、監督やチーム、チームメイトが変わるという経験が積み重なったことで、プレーの再現性が高まっているのだと改めて感じました。  

――今回のインタビューでは何を聞き出したかったのでしょうか。

中西 彼は、誰も経験したことのないことをたくさん経験しています。それは、若くして日本代表に入ったことや、18歳になった瞬間にレアル・マドリーと契約し、レアルからレンタルですでにラ・リーガの3チームを経験しているといったことです。久保選手の知見がこのインタビューで世の中に伝わればいいなと思いました。東京オリンピックが終わり、日本代表にも入っている中で、彼は何を考え、何をすべきだと思っているかを聞きたかったのです。それは日本サッカー界の財産にもなると思いました。

1秒あるかないかで考えた「東京五輪のあのゴール」

――特に印象に残った話は何でしょうか。

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