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「タケ、クボー」ファンから久保建英へ期待の声… “涙の五輪から8日後のマジョルカ再デビュー”をオリジナル写真で振り返る
 

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中島大介

中島大介Daisuke Nakashima

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2021/08/17 11:00

「タケ、クボー」ファンから久保建英へ期待の声… “涙の五輪から8日後のマジョルカ再デビュー”をオリジナル写真で振り返る<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

マジョルカに再び加わった久保(オリジナルのプレー写真は関連記事などからご覧になれます)

身体の強さを感じるドリブル、直接FKでの強いまなざし

 2度目のマジョルカでの背番号は17となった久保。

 中盤でパスを受けて前進。押され、引っ張られても倒れず前進。最終的に直接ゴールが狙える位置でFKを獲得しました。

 久保自らがボールを設置してキッカーを志願。表情から気合いを感じ取れましたが、気負いすぎたかボールは枠の外に。他のシーンでも簡単に倒れこむシーンは少なく、昨季より馬力が上がったように感じます。

 給水タイムに監督が新たな指示を与えます。その後、マジョルカのラゴ・ジュニオルとモントーヤがPKエリア内で競り合うなど、開幕戦から激しいプレーを見せていました。

 ややベティス優勢の展開に、ホームチームを支えようとサポーターの声が響きました。なおこの日、2度目の大歓声は、ベティスのホアキンが交代出場したシーンでした。ベテランのテクニシャンに、相手チームながらも大声援。奇しくも久保と同じく背番号17でした。

 試合は1-1のまま終了。昇格組としては開幕節に格上ベティスからの勝ち点は悪くないはずです。とはいえ、終了間際は自陣に押し込まれ、久保も守勢に回っていました。今後もこのような展開は多くなると思いますので、その中でどんな活躍をするのか楽しみです。

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