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《アイビスSD》7年目・鮫島克駿(24)はライオンボスを“快速王者”に導けるか? カギは福永祐一の“教え”「木馬に乗りながら…」 

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平松さとし

平松さとしSatoshi Hiramatsu

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photograph byJIJI PRESS

posted2021/07/23 17:00

《アイビスSD》7年目・鮫島克駿(24)はライオンボスを“快速王者”に導けるか? カギは福永祐一の“教え”「木馬に乗りながら…」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

昨年のアイビスSDでは、ライオンボスに騎乗し2着に敗れた鮫島克駿騎手。今週末、昨年の雪辱を果たせるか?

 そんな勝利も含め、6月以降は中京、札幌、小倉に加え先週は函館でも先頭でゴールを駆け抜けた。今年の勝利数は先週末の7月18日時点で40勝。18年に記録した自身の年間最多となる42勝に早くも迫っている。

「良い馬に沢山乗せてもらっているので自信を持って乗るようにしています」

福永祐一の“教え”「木馬に乗りながら…」

 そう口を開いた後、ある先輩騎手からの教えがあった事を語った。

「福永祐一さんに馬の抑え方とか、スタートの出し方など、技術面を木馬に乗りながら具体的に教えてもらいました。また、レースに対する考え方も教わり、それらを実行出来ているのが大きいと思います」

 さて、今週末には再びライオンボスとのタッグでアイビスサマーダッシュに挑む。昨年は悔し涙を流したこの舞台だが、今年は直前の韋駄天Sでまさかの9着と凡走。鮫島駿騎手は言う。

「前走は斤量を背負って(58キロ)、馬場状態も特殊で時計のかかる決着だったので厳しくなってしまいました。それに、今回の前哨戦の意味合いがある一戦でしたし、前走からの上積みはあると思います。そのあたりは厩舎サイドが調整してくれると思うので何も心配はしていません。去年は本当に悔しい想いをしたので、今回は違う結果を出せるように頑張ります」

 果たして今年こそ雪辱を果たすレースとなるか。土日の成績次第では、それが自身の年間最多勝記録タイや更新となる可能性もある。アイビスサマーダッシュを含めた鮫島克駿騎手の今週末の騎乗ぶりに注目しよう。

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