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大谷翔平にMLBスター達が“殺到”、「皆、彼のサインを求めていた」!? “二刀流”をメジャーリーガー、メディアはどう評価したか《球宴現地詳細レポート》 

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斎藤庸裕

斎藤庸裕Nobuhiro Saito

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photograph byGetty Images

posted2021/07/18 11:03

大谷翔平にMLBスター達が“殺到”、「皆、彼のサインを求めていた」!? “二刀流”をメジャーリーガー、メディアはどう評価したか《球宴現地詳細レポート》<Number Web> photograph by Getty Images

オールスターでも“二刀流”で話題を集めた大谷翔平。シーズン後半戦はエンゼルスを7年ぶりのプレーオフ進出に導けるかにも注目だ。

 一般的に先発投手は中4~5日の間に次回登板へ向けての調整に集中力を注ぐ。一方で打者は、安定した打撃の状態を日々保つように練習を重ねる。この2つを日常的に行っている大谷に対し、ウォルシュは「彼は間違いなくユニコーンだ」と実在しない神話上の動物に例え、その希少性を表現。続けて「日々の規則性、その集中力を毎日、もたらす彼の姿勢は最もリスペクトする部分」と話した。今季は登板時に打者で同時出場するリアル二刀流もこなす。開幕直後、メジャーNo.1野手とされる同僚のトラウトは「リトルリーグを見ているみたい」と、投打をハイレベルでこなす大谷のプレーに見とれていた。

「ショウヘイはベーブ・ルースではない。彼はそれ以上」

 ベーブ・ルース以来、100年ぶりの記録や、史上初の快挙など、数々の偉業を達成しているメジャー4年目。米国で最大手とされるスポーツ雑誌「スポーツ・イラストレイテッド」は7月5日「ショウヘイ・オオタニはベーブ・ルースではない。彼はそれ以上」との見出しで、二刀流が1918年と1919年の実働2年間だけだったルースを超える存在であることを報じた。米スポーツ専門局のESPNは同13日、球宴でMVPに選ばれたブルージェイズの主砲ゲレロ Jr.、パドレスの若きスター選手タティス Jr.、大谷が野球界の新しい顔だと伝えた。

 3選手は今季の本塁打王争いを繰り広げ、大谷がトップを独走中。二刀流でシーズン前半戦を沸かせ、オールスター2日間で最も注目を浴びる存在として、輝きを放った。後半戦では、エンゼルスの7年ぶりのプレーオフ進出へのキーマンと見られている。21年シーズンは二刀流・大谷翔平の年。後半戦も話題をさらう主役となる。

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