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「勤勉で規律正しいから」獲るわけじゃない…日本代表若手を複数抱えるブンデス“あのクラブ”幹部のホンネ「まず鈴木唯人の経験が大きかった」
posted2026/11/05 11:02
後藤啓介(左)、鈴木唯人(右)という代表若手をはじめ、日系選手を4名抱えるフライブルク。その哲学をクラブ幹部に聞いた
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中野吉之伴Kichinosuke Nakano
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Getty Images
「日本人選手を獲得するのは、今や勇敢な決断というものではないと思います。なぜならもう、確かなクオリティがあることをみんな知っているからです。チームにとって貴重な存在となってくれる選手たちです」
そう語るのは、ドイツ・ブンデスリーガのフライブルクでスポーツ部門取締役を務めるヨッヘン・ザイアーだ。2026年夏、クラブには後藤啓介、山本理仁、ドイツと日本にルーツを持つGK長田澪(ミオ・バックハウス)が新たに加入。前年に加入した鈴木唯人と合わせ、日本にゆかりのある選手が一気に4人となった。
2022年から3シーズンにわたって活躍した堂安律はフランクフルトへ移籍したが、日本人選手への信頼は、クラブ内で着実に積み重なっている。もっとも、フライブルクが日本人選手の獲得を特別な方針として掲げてきたわけではない。
特定の国の選手を獲ろうとはしていない
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先日、SCフライブルク育成アカデミー創立25周年の記念イベントでザイアーに直接話を聞ける機会があった。「特定の国の選手に特化して獲得しようというマスタープランがあったわけではない」と前置きして、こう続けた。
「我々としてはまず、鈴木唯人という素晴らしい経験があったのが大きい。最適なタイミングで彼のようないい選手を獲得することができました。最初は少し順応するまで時間を要しましたが、そこからは完全に存在感を見せてくれているし、本当に素晴らしい才能の持ち主です。ただ獲得に関しては、それぞれにそれぞれの理由があるんです。我々のスカウトは常に様々な選手に注目しています」
鈴木はスピードと技術を生かして、高い強度のなかでも攻撃の違いを生み出せる。後藤は191センチの長身を持ちながら、背後への抜け出しやゴール前の動きにも特徴がある。山本は攻守に関われる多機能型のMFで、長田にはGKとしての基本能力の高さとブレーメンでの実績がある。評価された特徴はそれぞれ違うのだ。

