田中将大、イチロー、川崎、ウィーラーが一堂に！

　また、こちらは2014年のヤンキースタジアムに貼られていたラインナップカードで、ヤンキースではこの年で引退をしたジーターや、この年がメジャーデビューのシーズン、先発投手の田中将大、そしてイチローやブルージェイズ側には川崎宗則もスタメンに名を連ねている。そして現在巨人に在籍し、22日に規定打席に到達してセ・リーグの首位打者に立ったウィーラーの名前もヤンキースの控えとして確認できる。ラインナップカードはただの紙ではなく、まさにその時を記す歴史を表すメモラビリアなのだ。

2014ヤンキースタジアム　ヤンキースベンチに貼られていたラインナップカード©Aki

　2017年4月19日。この試合は筆者にとっては思い出深い試合で、イチローがマイアミ・マーリンズの一員として初めてシアトルに凱旋したシリーズでのラインナップカードで、凱旋ホームランを打った試合のもの。

　筆者もライトスタンドでこのホームランボールが来るのを見届けたという点でも最高の観戦メモラビリアだ。加えてラインアップカードを入手したあとの観戦で、多くの選手に直筆サインを入れてもらう機会に恵まれ、ラインナップの横はサインで溢れている。

　ラインナップカードを買い、そちらにサインを入れてもらうという楽しみ方ができるのがこのメモラビリアの特徴でもある。

2017セーフコ・フィールド ベンチに貼られていたラインナップカード、イチロー、スタントン、ゴードンら直筆サインがズラリ©Aki

大谷vsカーショーの対戦の記録が1万8000円！

　そして2021年……今年の大谷の大活躍を何かの形で保有しておきたい。ということで、先日の記事でも紹介したMLBオークションに出品されていたもので、筆者が165ドル（約1万8000円）で落札したものである。

大谷vsカーショー時のラインアップカード©Aki

　大谷が2番DHとして出場した試合で3番にはトラウト、対戦相手のピッチャーはカーショーだった試合だ。落札することで地域のスポーツ振興の発展に有効に使われるという事実は、家族への購入の言い訳にもなる（笑）。

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