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大谷翔平vs最強左腕カーショーの記録が1万8000円? 大リーグのベンチに貼られる「ラインナップカード」が“結構お買い得”
posted2021/06/23 17:04
text by
AkiAki
photograph by
AP/AFLO
大リーグを中心としたスポーツメモラビリアを取り上げている本記事。今回はベンチの中に貼られているラインナップカードについて記してみたい。
最近テレビ中継でも大谷がベンチで準備するシーンやホームランを打って祝福を受けるシーンがよく映されている。こちらの写真だと大谷の奥に貼られている紙がラインナップカードとなる。
このラインナップカードというのはその日の打順や登録されている選手を記載したもので交代の度に手書きで更新されていくものになる。アメリカではこのラインナップカードもメモラビリアとして球場やMLB主催のオークションなどで販売されている。
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また初ヒットの試合や記念試合のラインナップカードは本人にプレゼントされるか、米国の野球殿堂博物館に寄贈されることも。最近ではリアル二刀流として118年ぶりに2番・ピッチャーとして大谷が出場した試合のものは殿堂博物館に寄贈されたという。
2009年WBCのラインアップカードは豪華
ラインナップカードにはその日付や対戦カードも入るので、観戦のお土産にもなるし、何よりラインナップカードに並ぶ選手に歴史を感じることができるという点でも筆者としても最高のスポーツメモラビリアだ。
筆者が保有しているものでいくつか紹介すると……2009年WBCにて実際に貼られていたラインナップカードで、イチローや松坂大輔、城島健司、青木宣親、小笠原道大に福留孝介……と2連覇を達成したそうそうたる顔ぶれが並ぶ。
筆者もこの試合を東京ドームで観戦していた。このラインナップを見るたびに2009年WBCの感動の名場面が思い出される。