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「五輪を失いたくない」とも言える社会を。~アスリートたちの偽らざる気持ち~

posted2021/05/24 07:00

 
「五輪を失いたくない」とも言える社会を。~アスリートたちの偽らざる気持ち~<Number Web> photograph by KYODO

5月9日、陸上東京五輪テスト大会の女子5000mで力走する新谷仁美(手前)ら

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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KYODO

 国民の約6割が「中止すべき」と開催に反対している(5月10日付け、読売新聞世論調査)東京五輪には、当事者でもあるアスリートたちからも複雑な胸中を語る声が続々と出てきている。

「死人が出てまでも行われるべきではないと思う。究極的には一人でも感染者が出るなら気は進まない」と語ったのはプロテニスプレーヤーの錦織圭だった。

「コロナに関係なくスポーツに対してネガティブな意見を持つ人は当然いるんです。その人たちの気持ちにどう寄り添えるかが重要。それはコロナ禍であっても、そうじゃなくても、当然そこは寄り添うべきだと思う」

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