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来て、見て、勝って、いと楽し。新生サンガ、春のあけぼの。~ウタカとバイスのサッカーは~
posted2021/05/08 07:00
![来て、見て、勝って、いと楽し。新生サンガ、春のあけぼの。~ウタカとバイスのサッカーは~<Number Web> photograph by J.LEAGUE](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/7/1500wm/img_67e73a0f06f4c8200a0ab112150b0c3d194796.jpg)
チームの動力源の2人。点取り屋のFWウタカ(右)が、守備の人DFバイス(左)が、ピッチ狭しと走りまくる
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![北條聡](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
北條聡Satoshi Hojo
photograph by
J.LEAGUE
楽しい。選手たちにそう思わせたら、しめたものだ。監督の言うことに耳を傾け、少々しんどいことも前向きにトライする。
今季の京都サンガ(J2)がその好例だ。曺貴裁新監督の下、ゲームモデルを一新。攻守の両輪を激しく回し、敵を圧倒する戦い方へ舵を切った。これが「やっていて楽しい」というわけである。
「選手たちがそう思えなければ、このサッカーは成立しない」
曺監督の弁だ。休まず戦うことが前提だから、切り換えや球際で後手に回ると、たちまちリスクが顕在化する。少しも手を抜けない。
重労働だ。それでも全員が休まず走り続けるのはチームの約束事だから――という以上に、十分な見返り(報酬=楽しさ)を期待できるからだろう。それが新生サンガの動力源になっている。
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