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【軍事クーデターで禁止に】「失神しても目を覚まさせて続行」ミャンマーの危険すぎる格闘技“ラウェイ”って?  

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橋本宗洋

橋本宗洋Norihiro Hashimoto

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photograph byNorihiro Hashimoto

posted2021/03/24 17:00

【軍事クーデターで禁止に】「失神しても目を覚まさせて続行」ミャンマーの危険すぎる格闘技“ラウェイ”って? <Number Web> photograph by Norihiro Hashimoto

ミャンマーの格闘技「ラウェイ」はその過激で過酷なルールが大きな特徴だ

世界が平穏であればこその“過激格闘技”

 今田によると、過去の軍事政権時代のラウェイには民衆の“ガス抜き”のような役割もあったようだ。今年、勃発した軍によるクーデター以降は大会は禁止。新型コロナ対策だけでなく「不特定多数の人々が集まるのを避けたいという理由もあるんでしょう」と今田。ミャンマーから選手が来日できず、日本でのラウェイ興行も休止を余儀なくされている。

「そんな中で、クーデターに抗議するカレン族が住むカレン州(カイン州)ではラウェイの試合が行なわれているそうです。そこでカメラを回してみたいっていう気持ちもあるんですけど、どうなるか。それができる日がくるといいんですが」

 世界が平穏であればこそ“過激格闘技”に戦慄し、文化の違いに思いを巡らせることもできるのだ。いつかまた、日本でもラウェイが見たい。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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#ラウェイ

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