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フェブラリーSでGI初制覇のカフェファラオはクロフネの逆パターン? 「早熟」とささやかれた良血馬が横綱相撲 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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posted2021/02/22 11:50

フェブラリーSでGI初制覇のカフェファラオはクロフネの逆パターン? 「早熟」とささやかれた良血馬が横綱相撲<Number Web> photograph by Photostud

フェブラリーステークスでGI初勝利を挙げたカフェファラオ(右)。エアスピネル(左)の追い上げを振り切った

初のパターンで芝・ダートの二刀流になるか?

 JRA・GI13勝目となった堀宣行調教師にとって、フェブラリーステークスは初勝利。レース前、ルメールと戦術面について特に話はせず、終わってからいろいろ聞かせてほしいと伝えたという。

 今回は、ダートGIを4勝しているクリソベリルや、昨年のチャンピオンズカップを勝ったチュウワウィザードといった大将格の強豪が不在だった。が、このレース内容を見ると、東京ダート1600m以外の舞台でも、変わらぬ強さを見せてくれそうだ。

 スピードがあるし、父の代表的な産駒は欧米では芝のグレードレースを制している。アグネスデジタルやクロフネなど、これまで日本で芝・ダートの二刀流でGIを制した馬はみな、まず芝でGIを制してからダートGIを勝っているが、この馬は初めての逆パターンになるだけのポテンシャルを秘めているかもしれない。

 いろいろな楽しみを与えてくれる新王者が誕生した。

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クリストフ・ルメール
カフェファラオ

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