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【78歳に】アントニオ猪木は“炎上上等”「媚びるくらいなら怒りを」、新宿で襲撃…「ハプニングこそ我が人生」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byMakoto Kenmizaki
posted2021/02/20 11:02
燃える闘魂・アントニオ猪木。78歳になった今もプロレス界に及ぼす影響力は計り知れない
てめえら、首根っこ掴んででも見させてやる!
<名言4>
媚びるくらいなら怒りを力に変えて、こっちに振り向かせてやる。
(アントニオ猪木/Number1006号 2020年7月2日発売)
◇解説◇
燃える闘魂・アントニオ猪木は2020年9月、デビュー60周年を迎えた。そんな猪木の対戦相手となったのは、数々のライバルだけでなく「世間」だった。
この言葉は、現在の新日本プロレスで絶対的エースを張る、オカダ・カズチカとの対談で発せられたものだ。
野球や相撲で八百長問題が起きるたびに必ずプロレスが引き合いに出されると、猪木は「てめえら、首根っこ掴んででも見させてやるぞ!」と反骨精神を燃やしたという。
そのエネルギーがあったからこそ、モハメド・アリをはじめとした異種格闘技戦、ゴールデンタイムでの地上波中継などプロレス人気を高める第一人者となったのだ。