プロ野球投手の出身地別勝利数（2020年）を日本地図にすると… 1位菅野の神奈川、2位千賀の愛知、3位以下は？

　投手、勝利数の日本地図もなかなか味わい深いものだ。2020年のNPB公式戦、一軍実績をもとに見ていこう。

　育成も含め940人いた2020年のNPB選手のうち、482人が投手登録。これに野手登録で登板した巨人の増田大輝を含めると483人の投手がいることになる。

　まずは都道府県別に人数を見ていこう。
【北海道】
　北海道16人
【東北】
　青森県2人、秋田県6人、岩手県4人、宮城県11人、山形県8人、福島県2人
【関東】
　茨城県12人、群馬県8人、栃木県7人、埼玉県12人、千葉県28人、東京都20人、神奈川県23人
【甲信越・北陸】
　山梨県1人、長野県1人、新潟県10人、富山県3人、石川県7人、福井県4人、
【東海】
　静岡県12人、愛知県14人、岐阜県5人、三重県7人、
【近畿】
　滋賀県6人、京都府9人、奈良県7人、大阪府25人、和歌山県10人、兵庫県24人
【中国】
　岡山県7人、広島県16人、島根県2人、鳥取県2人、山口県1人
【四国】
　香川県3人、徳島県3人、愛媛県4人、高知県3人
【九州・沖縄】
　福岡県26人、佐賀県6人、大分県5人、長崎県5人、熊本県8人、宮崎県6人、鹿児島県7人、沖縄県16人

　全都道府県に1人以上投手がいる。最多は千葉県の28人、続いて福岡県の26人、大阪府の25人、兵庫県の24人。やはりNPB球団のフランチャイズがある地方や人口が多い政令指定都市、競合私学高を有する地域が強い印象がある。

　外国人、および外国出身投手は59人いる。それぞれの国・地域を振り分けてみると以下の通り。

　米国24人
　キューバ4人
　ドミニカ共和国15人
　ベネズエラ5人
　台湾6人
　ブラジル1人
　オランダ1人
　タイ1人
　南アフリカ1人
　カナダ1人

　ではここから都道府県別勝利数のランキングを見ていこう。カッコ内は選手1人当たりの勝利数だ。

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