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19歳“年の差婚” 元なでしこ・丸山桂里奈37歳が語る新婚生活「自炊は私。でも掃除は本並さんが上手い」
text by
栗原正夫Masao Kurihara
photograph byHideki Sugiyama
posted2020/12/30 17:03
今年9月に本並健治さんとの結婚を発表した丸山桂里奈さん(37歳)
「本並さんって、死にかけているじゃないですか……あっ、それは年の差があって、もうすぐ死んじゃうとかじゃないですよ。現役時代に(試合で相手選手と接触して)腎臓が破裂して死にかけたってことです(笑)。私も当時のことは知らないのですが、本人がそう言っていたので。でも、そのことで人生観が変わったみたいなんです。1回の人生だし、やりたいことをやろうって。私はそれを聞いて安心したというか、自分も自分らしくいたいから。
もちろん、私だって結婚した以上、何かやるときに相手の気持ちを考えることはあります。でも、本並さんに聞くと、ぜんぶ『ええんちゃう』って言ってくれる。女は結婚したら私生活はもちろん、仕事だって変わるとか言われるけど、私は何も変わってない。逆に1人で仕事していたとき以上に、2人でできる仕事も多くなって、なんかこんなにうまくいくんだって感じでいます」
「自炊は私。でも掃除は本並さんが上手い」
9月に結婚し、同居を始めたのは10月になってから。新婚生活も気になる。
「まだ2カ月ちょっとしか経ってないですけどね。料理は現役のときから、自炊していたので私が担当。でも、部屋の片付けとか掃除は本並さんが上手いので、そこは任せる感じ。洗濯機のボタンは1回も押していません。洗濯って干すの冷たいし嫌いで(苦笑)。逆に本並さんは畳むのが苦手だから、畳むのは私。最近は番組などでも『旦那さんの嫌なところは?』とか聞かれるんですけど、いまのところはないんですよね」
19歳の年の差は、普段はそれほど感じない。ただ、番組などに出演する際は、共演者に簡単な手紙と一緒に駄菓子を渡すことでも知られる丸山さんは、駄菓子に月10万円ほどかけるともいう。世代間のギャップは、そんなお菓子を巡って感じることもあるとか。
「本並さんはクラッカーを食べていた時代だからかな? なんか甘味のあるお菓子は珍しいのかも。『ポッキー』は知ってても『トッポ』は知らないみたいな。あと、むかしはたぶん『ねるねるねるね(水をいれてねると膨らむお菓子)』なんてなかったから、買ってきたときに、どう食べるのかわからずにずっとねってたり。お菓子のギャップはたまに感じますね(笑)」
9月5日の東京ガールズコレクション(さいたまスーパーアリーナ)では、「結婚式」をテーマにしたステージで“牧師”として登場した元サッカー日本代表MF前園真聖さんの立ち合いのもと、結婚を発表したが、式はまだ挙げていない。今後、挙げる予定などはあるのだろうか。
「どうですかねえ。もう、あれが結婚式みたいなものでしたからね。しかも、TGCの様子はネットで世界中に配信されて、私がアメリカでプレーしていた際のホームステイ先の方からもお祝いの連絡をもらったくらいで。本並さんがどう思っているかはわからないですけど、私的にはもういいかなって。しかも、あのあと1カ月くらいは仕事で立て続けにウエディングドレスを着ていましたし。あの経験こそホントに一生に1回で、あれを超えるのって難しくないですか(笑)」
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