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引退から5年 元巨人・高橋尚成45歳が明かす“再びアメリカで挑戦するワケ”「娘の留学をサポートしたいのと…」 

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谷川良介

谷川良介Ryosuke Tanikawa

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photograph byBUNGEISHUNJU

posted2020/12/24 17:04

引退から5年 元巨人・高橋尚成45歳が明かす“再びアメリカで挑戦するワケ”「娘の留学をサポートしたいのと…」<Number Web> photograph by BUNGEISHUNJU

00~09年まで巨人で活躍した高橋尚成。10~13年までMLBに挑戦した

高橋 バラエティのオファーもありがたいことにお声がけ頂く事もありましたが、自分の中では野球解説者として3年はまず野球を一生懸命みる。3年を区切りにしてやっていきたいという気持ちがありました。ご縁があって『ワールドスポーツMLB』(NHK BS1)という番組を担当させてもらい、そのおかげでたくさんの試合を観ることができました。1日3試合は観ていたので述べ1000試合弱。日本の野球も合わせたら年間で1500試合ぐらいはチェックしていたと思います。3年間で観る勉強はできたので、今度は教える方を勉強したいなと思ったんです。もちろん野球をしっかり観ることも続けていきたいです。

「ロサンゼルス近郊でアカデミーを立ち上げます!」

――「教える」というのは、指導者を志すということ?

高橋 そうです。実は来年1月からロサンゼルス近郊でアカデミーを立ち上げることになりました。新型コロナウイルスの影響で、不透明な部分が多いですが、こちらにいる日本人の子どもたちをメインに教えていきたいなと考えています。

――小学生や中学生が対象ですか?

高橋 一応、年齢層は6歳から18歳までと広く設定しています。17、18歳にもなるとまた違うことを教えないといけないので、年齢別にカテゴリーを分けてやる予定です。

 現役時代から野球教室などで子どもたちと触れ合ってきましたが、プロ野球を引退した人たちができることは、やっぱり培って来た技術を伝えたり、自分が経験してきたことを次の世代に伝えることなのかなと。やりたいというよりは、やらなくちゃいけないという思いの方が強いですね。

――指導において、プランや心がけることはあるのでしょうか?

高橋 やっぱりまずは「野球は楽しいものだよ」ということを教えたいですね。「遠くに飛ばせた」「速い球を投げられた」という喜びは僕自身も感じてきたこと。あとは打つ、投げるだけじゃなくて、こんな楽しいトレーニングがあるんだという発見も伝えたいです。目線を下げる ことが重要だと思っています。

――まずは楽しむことが重要だと。

高橋 特に小さいうちは。ヒントを与えるけど、正解は教えない。まずは自分でやって感じてもらう。何度できなかったとしても、いろんな角度からヒントを与えて、その子自身の正解に導いてあげたい。それが思い描いている指導ですね。そういう指導の様子もYouTubeで紹介できたらいいなと思っています。

(協力=株式会社Bitstar)

YouTube『高橋尚成のHISAちゃん』:(https://www.youtube.com/channel/UCAMXfvpILgkofiQFbYWeeZA

(【続きを読む】原辰徳監督とお風呂で2人に…45歳高橋尚成が振り返る巨人時代「ヒサ、お前はすぐ調子乗るんだから」

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