高橋　いやいや、ライバルなんて……。本当にそれぞれおもしろい動画を上げているなと勉強している毎日です。先日、マエケンが出ていた番組（『トクサンTV』／「現役MLB投手・前田健太とガチ対決！軟球をむちゃくちゃ本気で投げた…。」）を観ましたがすごくおもしろかった。ああいう動画はやってみたいです。あとはせっかくアメリカにいるから、こちらにいるYouTuberともコラボできたらいいなと思っています。

『ヒカキンさんとコラボできたらおもしろいよね』

――具体的にコラボしてみたい人はいますか？

高橋　先日の撮影終わりに友人と話したのですが 、そこで「ヒカキンさんとコラボできたらおもしろいよね」という話題になりました。いやいや待て待て、いくらなんでも相手が大物すぎるぞ、と。野球界で言えば、いきなり長嶋（茂雄）さんとコラボするようなもんですからね（笑）。

　でも野球界に携わっていない方々とご一緒させてもらうことなんてなかなかないですし、どんな動画になるか自分でも想像できないのでぜひ異なる分野で活躍されている方とのコラボにも チャレンジしたいですね。それをきっかけに野球のことを知ってくれたらありがたいですし。特に今は若い世代の野球離れが進んでいて、そういう部分でも野球の裾野を広げていかないといけないなと考えています。

なぜ再びアメリカに？

――尚成さんは2015年に現役引退されました。アメリカにはいつ渡ったのですか？

高橋　引退した後はテレビや新聞、ラジオなどで解説業をやらせてもらっていました。アメリカに渡ったのは2年前。娘が先に留学をしていたのでそのサポートという目的もありましたし、現役時代にこちらでプレーして刺激を受けたことが多かったので、自分自身の野球や語学の勉強もしたかったんです。いいタイミングだなと感じアメリカに来ました。

――現役時代は「ズムサタ」（『ズームイン！！サタデー』日本テレビ系列）などでの姿を見ていたので、キャスター業やバラエティ番組で活躍されるとばかり思っていました。当時は引退後のキャリアプランをどんな風に考えていたのでしょうか？

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