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【追悼マラドーナ】ヤンチャな天才語録「メッシがオレの後継者? 重荷を背負わせるな!」 神の手ゴール秘話
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKazuhito Yamada
posted2020/11/26 07:01
1987年来日時のマラドーナ。ヤンチャな言動と愛くるしい笑顔、そして極上の左足を持つ、まさにサッカーの天才だった
<名言3>
ふとベンチを見ると、そこにマラドーナがいる。いまだにそれはちょっと信じ難い、素晴らしいことだ。
(ハビエル・マスチェラーノ/Number717号 2008年11月27日配信)
◇解説◇
マラドーナは、2008年10月にアルゼンチン代表監督に就任した。選手の誰よりも目立ち、注目を集めるスーパースターの圧倒的な存在感に、のちにバルセロナでも活躍した主将のマスチェラーノは「新たな時代の始まりだよ」と興奮を隠さなかった。
しかし実際の結果は……南アフリカW杯南米予選で苦戦が続き、最終戦で勝点を落とせば敗退という状況にまで追い込まれ、バッシングにもあった。
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それでもペルー戦でのマルティン・パレルモの終了間際のゴールで何とか出場権を獲得。本番では成長したメッシを中心に据えたスタイルで決勝トーナメント1回戦まで順調に勝ち上がったが、準々決勝でドイツに0-4大敗。大会後にはコーチ陣の処遇を巡って電撃解任された。
マラドーナはその後、UAEやメキシコ、母国アルゼンチンのクラブで指揮を取ったものの、目立った成績を残せなかった。“名選手、名監督にあらず”の格言が当てはまってしまった形だが――それでもディエゴ・マラドーナがピッチ上で残した足跡は、なんら霞むものではない。
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